「思ったことを夫に伝えられない」
「相手を優先して我慢してしまい、最後は怒りを爆発させてしまう」
「こんな自分が嫌になる…」

もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、同じ経験をした私の変化の過程が、何かのヒントになるかもしれません。

はじめまして。HSPで繊細な女性の自己理解をサポートする心理カウンセラー、
松田真由(まゆ)です。

私自身、学生時代は友人関係で生きづらさを感じ、結婚後は夫に本音を伝えられずに不満を募らせて、ある日怒りを爆発させては自分を責める…そんな日々を過ごしていました。

でも今は違います。自分の気持ちに気づき、それを相手に伝えることができるようになりました。

夫婦関係も良好で、何より「自分らしく生きている」という実感があります。

この記事では、私がどのような悩みを抱え、どのような経緯で自己理解を深めて変化したのか、そして現在どのようなサポートをしているのかをお伝えします。

きっとあなたにも「自分らしく生きる」ことができるはずです。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

  • 年齢:44歳 (2025年07月04日現在)
  • 出身地:和歌山県
  • 家族構成:夫、娘 、息子
  • 資格取得:トレインド・ディマティーニ・メソッド・ファシリテーター
  •   〃 :日本アドラー心理学振興会認定心理カウンセラー
  •   〃 :ELM勇気づけリーダー

 

HSPの原点:幼少期に感じた「敏感すぎる私」の苦しみ

人の気持ちに敏感すぎた子ども時代

私は和歌山県の山々に囲まれた田舎で、父と母、妹の4人家族の長女として生まれました。

物心がついた頃から、人の気持ちをよく考えるところがありました。それが普通だと思っていたのですが、みんなの言動と比較しては「こんなことを気にしてしまう私ってダメだな…」とよく思っていました。

恥ずかしがり屋で、人前ではいつも母のそばから離れず隠れるような子どもでした。母にとってはベッタリで、一方で父とはあまり心を開けない関係。

父はめったに怒らないけれど、怒るとすごく怖く、普段から話しかけられることも少なかったため、会話は母を介してするような状況でした。

小学生になる前は、よく母に怒られていました。私が言うことを聞かなかったり、姉妹ゲンカをすると母はよく怒ったため、私はその怒りを避けるために母の機嫌をうかがい、笑わせて機嫌をとるようになりました。

「お金がない」という言葉が私に与えた影響

家では「うちはお金がない」という言葉をよく耳にしていました。

そのため、私は自分がいるから親に迷惑をかけているのではないかと感じるようになり、何か欲しいものがあっても我慢するように。

自分がほしいからというよりも、母が買ってくれそうかどうかという基準で選ぶようになっていました。

ある日の夕食時、母が「お金がないから大学には行かせられないよ」と言った後、父が「働き始めたら、パパたちを養っていかんとアカンで」と言ったのです。

その言葉に強烈な違和感を感じました。

『子供って親のために生きているの…??』と思い、自由がないように感じたのです。

ただ、あるワークに取り組んだことで、その父の一言が私の自立のきっかけになったことに気付きました。

両親からどう思われるかを気にすることなく、後に夫婦の離婚危機も実家に帰らずに乗り越えることができたのです。

子どもの頃は親の何気ない言葉に傷ついたり、愛されていないと感じるものですが、そのできごとをどう認識するかによって、自分にとって意味のある体験に変えることができるのです。

中学時代の友人関係と心の葛藤

中学生になると、小学校のときの1クラスが6クラスになったことで人見知りが発動し、友達をなかなか作れませんでした。

そのため、別のクラスにいた小学校からの友人と一緒にいる機会が増えました。

ところが、あるときからその友人から八つ当たりをされることが多くなりました。

「あームカつく!」と言われたり、冗談とは取れないような暴言を言われるように…。

それでも私は友人との関係を壊したくなかったので、愛想笑いをしてやり過ごしていました。

きっと親に反抗できないからストレスを私にぶつけているんだと考えて、友人の気持ちを理解して許そうとしていました。

ですが、ある時我慢の限界を超え、『もう生きていたくない…』と生きる気力を失ったのです。

誰にも話せず、何のために生きているのかわからなくなった私を支えてくれたのは、当時飼っていた愛犬でした。

悩み抜いた末、その友人としていた交換日記に、暴言を言われて本当はつらいことを書きました。友人から返ってきたノートには黒くぐちゃぐちゃに殴り書きがされていましたが、それ以降は少しずつ暴言がおさまり、元の関係に戻りました。

当時はものすごく勇気のいることでしたが、その経験が、自分を大切にするということの大切さに気づかせてくれていました。

そして、そのおかげで、友人と同じ進路を選ぶのではなく、自分で進路を選んで進むという自立を促してくれたのです。

結婚・出産:理想の妻・母になろうとして自分を見失った日々

あなたにも、夫への不満を溜め込んで、最後は爆発して自己嫌悪…そんな経験はありませんか?

私も長い間、そのパターンを繰り返していました。

一人で抱え込んだ育児と爆発する怒り

高校卒業後に就職した職場で夫と出会い、19歳で結婚しました。

当初は幸せを感じていましたが、出産を機に私の人生は徐々に変化していきました。

それまで働くことで感じていた「人の役に立っている」という充実感、お給料をもらうことで得られる自立感、自分の時間を自由に使えるという当たり前の日常—そんな「私らしさ」のようなものがなくなってしまったような感覚があったのです。

代わりに私を支配したのは、「母親だからちゃんとしなきゃ」「妻で働いていないのだから家のことをするのは当然」という、いつの間にか私の中に根付いていた価値観でした。

毎日仕事で帰りが遅く、休日も何も手伝おうとしない夫。

でも私は「いい奥さんでいなければいけない」という思いから、不満を飲み込んで一人ですべてを抱え込んでいました。

心の奥では「夫婦なんだから、手伝ってくれるものなんじゃないの?」という思いがふつふつと湧き上がってきます。

でも、その気持ちを表に出すことができない。我慢して、我慢して、そしてある日ついに爆発してしまうのです。

夫は私が怒っても反論もせず、ただ黙ってしまう人でした。

ケンカにもならず、そこから数日間の冷戦状態。最後は夫が謝ってくれるものの、根本的な解決にはならず、同じパターンを繰り返していました。

「分かってほしい」から「気づき」への転換点

当時はまわりに結婚や出産をした友人がいなかったため、誰にもわかってもらえないという寂しさがありました。

夫に対しても、私の大変さを分かってもらえないという寂しさから「どうして分かってくれないの!?」という怒りへと変わっていました。

結婚して10年が経つ頃、お互いに「相手が悪い」という思いから歩み寄ることができなくなり、会話も激減。

完全に心がすれ違い、離婚の危機を迎えました。

そんな時、「鏡の法則」という本と出会ったのです。

起きた出来事は必然だという考え方から、私は自分自身を内観するようになりました。

そして気づいたのです。

「夫が話を聞いてくれない」と責めていた私が、実は「話を聞いていない自分」だったということに。

この気づきから、起きる出来事はすべて自分に何かを気づかせるために起きているのだと実感</strong>するようになりました。

この頃から、どんな出来事にも意味を見いだせるようになり、自分で主体的に人生を歩んでいるという感覚を得ることができるようになったのです。

話を聞く力がキャリアを変えた:繊細だった私が天職に出会うまで

もしかするとあなたも、「自分に特別な才能なんてない」と思っていませんか?

私もそうでした。

でも、HSPの特性である「人の気持ちに敏感」ということが、実は最大の強みだったのです。

12年間の営業経験で培った「聞く力」

2005年、2人目を出産後、友人からの誘いでお客様のご自宅に定期的に伺う営業のお仕事を始めました。

話すことが苦手だった私は、お客様の話を聞かせてもらううちに、お客様に寄り添った対応で喜んでもらえることに気づきました。

一対一で何気ないお話をするうちに、だんだんと家族のこと、健康のこと、ご近所さんのことなど、他の方にはなかなか言えないようなお話を聞かせてもらうようになりました。

私はただお話を親身に聞かせていただいただけでしたが、お客様は笑顔で元気になられたり、やがて週に一度お伺いするその時間を楽しみに待ってくださるようになりました。

この経験が私にとって天職だと思えるほど充実してやりがいのあるものでした。

9年間のお客様対応を経て、上司から「新規のお客様とのつながりを作るのが得意」と評価していただき、管理職として3年間のマネジメント業務も経験しました。

管理職での挫折から得た学び

マネージャーとしてスタッフをサポートしていきたいという思いを持っていましたが、上司からは売上や結果を求められ、自分の方向性を見失ってしまいました。

「ちゃんと仕事ができる人」だと思われたくて、つい“できる自分”を演じてしまい、誰にも頼れなくなっていました。

一人で仕事を抱えて毎日帰るのが遅くなり、家のことが疎かになりました。

週末の休みに家にいても落ち着かず、つねに仕事のことを考えているような状況で、子どもたちに苛立ちをぶつけるなどして、母親としての自信もすっかりなくしていました。

異動してきた上司との関係性で悩むことが増え、精神的にも肉体的にも限界を迎えてダウン。

頭痛、吐き気、睡眠障害など、身体的症状が現れて、初めて家族に「仕事、辞めようかな…」と弱音を吐きました。

そのとき、中学生だった娘が「いいやん、辞めなよ」と明るく言ってくれ、夫も「まゆちゃんが辞めたいなら辞めたらいいと思うよ」と言ってくれました。

その言葉を聞き、「辞めたくなったら辞めればいい」と思えたことで、もう少しやってみようという気持ちになりました。

私が言った言葉を否定せずに「いいんじゃない」と肯定してもらえたことで、大丈夫なんだと思えた経験は、現在のカウンセリングでも大切にしていることの一つです。

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一冊の本との出会いと自己変容

自分が普段している行動の本当の目的って考えたことはありますか?

私は、ある心理学との出会いによって、自分の本音に気づくことができたのです。

「嫌われる勇気」から始まった人生の転換

管理職として自己啓発に関することに興味を持っていたとき、たまたま目にした「嫌われる勇気」の本によってアドラー心理学と出会ったことが、私の人生を変えるターニングポイントとなりました。

上司と部下の間でなぜ苦しくなったのか、それは「人から嫌われないために人に合わせよう」という自分の無意識の目的に気づいたのです。

そうすることで、人との関係性を大切にしたかったのです。

でも、みんなそれぞれの意見があり、どうすればいいかわからなくなる。

結局は『何してるのよ』『あのときこうしておけばよかったのに…』と自分に厳しい言葉を投げかけて責めていました。

「もう自分のことをいじめるのは嫌。自分のことを好きになりたい…」

そんな思いを持ちながら、長く悩んだ末、自分の仕事を後任に引き継げたことで退職。

自己批判をやめ、どんな自分のことも受け入れると決めて自分を責めることをやめることができ、自分を好きになることができました。

カウンセラーへの道のり

コロナ禍で家にこもっていた頃、なにか自分にできることをやりたいなと思っていたときに、オンラインでカウンセリングができることを知り興味を持ちました。

もともと人の話を聞くことで人が元気になっていく様子を見てきていたため、私は人生後悔したくないと心理カウンセラーとしての道を歩むことを決意しました。

自分でなにかやってみようと動けたのは初めてのことでした。

そこから、日本アドラー心理学振興会認定心理カウンセラー、および人間行動学をベースにしたディマティーニ・メソッド トレインドファシリテーターの資格を取得し、現在に至ります。

自己理解カウンセラーとしての現在の活動

夫婦関係の改善を通じて自己理解の大切さを実感した私は、現在、同じような悩みを抱える方々のサポートをしています。特にHSPで繊細な女性の方が、自分らしく生きられるようになるお手伝いをしています。

なぜ同じパターンを繰り返してしまうのか?

あなたは、自分がなぜいつも同じパターンで悩んでしまうのか、不思議に思ったことはありませんか?

「また夫にイライラして怒ってしまった」
「いつの間にか我慢の限界がきている、それを変えられない」

こうした繰り返しには、実は心理学的な仕組みがあります。

多くの場合、私たちは無意識のうちに同じ思考パターンや行動パターンを選択しています。

HSPの方の多くは「相手はOKだけど自分はNO」な行動を取ってしまいがちです。

たとえば、思ったことを言わずに自分が我慢をすればいいのだと考えるためです。

でも、この無意識のパターンに気づき、意識的に変えることができれば、人生は大きく変わります。

私が大切にしているアプローチ

現在、私は「自己理解の専門家」として、おもにHSPで繊細な女性の皆さんのサポートをしています。

私のアプローチは、アドラー心理学でいうところの「行動の目的」を明らかにすることです。

つまり、自分がなぜそのような行動を取ってしまうのかを理解し、無意識にしていることを意識的に変えて、自分も相手も大切にできる関係を築いていくということです。

具体的には、以下のようなプロセスでサポートしています:

  • 無意識のパターンの「見える化」:なぜその行動を選択してしまうのか、その目的を明らかにします
  • 行動のアップデート:うまくいかない行動を、今の自分に合った方法に変えていきます
  • 認識の歪みをバランス化:偏った思考パターンを整えることで、問題の根本解消を図ります

このアプローチにより、「相手を優先して自分を後回しにする」パターンから、「自分も相手も大切にできる」関係性へと変化していくことができるのです。

「自分らしく生きる」とは

私自身が嫌なことを我慢したり、頑張りすぎることをしてしまった経緯があります。

それらは幼い頃に「そうしなければ生きられない」と学んだことがネックになっていました。

だからこそ、あらためて「どう生きたいのか」というところを明確にし、そこに向かうために何ができるかを実践していくこと、それもまた、自分でも分からなかった本当の気持ちを知ることが重要だと考えています。

自己理解が深まることで、クライアント自身が自分で人生を選択できたり、決断していけるようになります。

はじめは「こうするしかない」という状態から、「今の自分にはどの選択が合っているだろう」と自分で行動を選択できるようになるのです。広い視野で見ることができる、それがまさに「自分らしく生きる」ということにつながっていきます。

クライアントさんの変化事例

自分を責めることから自分に優しくなれるように

ある方は、自分のことを責めてしまうということで悩まれていました。セッションを重ねる中で、だんだんその状態から自分に優しい声かけができるようになったと喜びの声をいただきました。職場の方とも良好な関係が築けるようになったそうです。

自分の気持ちを大切にしながら伝えられる関係に

別の方は、ご主人に対して気を遣ってしまうことで、一緒にいることにも苦しさを感じるようになったと言います。

ご主人の言っていることを理解しようとすることで、自分の感情や本音を否定してしまっていたのです。

その方もセッションを受けられてからは、自分の気持ちや感情の目的に気づき、少しずつ表現することでご主人との関係が良好になられたとのことでした。

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私の強みとサービス内容

一対一の個人セッションを大切に

私自身が少人数、特に一対一の個人セッションを得意としています。

グループだと、なかなか言えないことも、プライバシーや安心安全な場を大切にしているからこそ、本音の部分を話していただけるようになっています。

あなたに合ったスタイルで、自分を深く知っていく

私のセッションでは、ただ話を聞くだけではなく、
「本当はどうしたかったのか」「なぜいつも同じことでつまずいてしまうのか」
そんな“心のパターン”を一緒に見つけていきます。

たとえば、過去の出来事や人間関係で身につけた思い込みに気づくことで、
「なんで私ばかり我慢してしまうんだろう?」という疑問が、
「こういう理由があったんだ」と腑に落ちていく感覚を味わう方が多くいらっしゃいます。

自分でも気づかなかった感情や思考のクセに気づけることで、
人に振り回されず、自分の気持ちをちゃんと大切にできるようになる
そんな変化をサポートしています。

あなたの今の状況やペースに合わせて、
その時いちばん必要なスタイルで進めていけることが、私のセッションの特徴です。

最後に:あなたも自分らしく生きることができます

ここまで長い文章を読んでくださり、ありがとうございます。
もしあなたが今、人間関係で悩んでいたり、自分の気持ちがわからなくて苦しんでいたり、自分らしく生きられていないと感じているなら、それは決してあなたが悪いからではありません。

私も長い間、「相手を優先して我慢する」「最後は爆発して自己嫌悪」というパターンを繰り返していました。

でも、自己理解を深めることで、自分の行動のメカニズムがわかり、自分も相手もOKな関係を築けるようになりました。

今は夫婦関係も良好で、自分の気持ちを素直に伝えることができています。そして何より、「自分らしく生きている」という実感があります。

あなたにも必ず、自分らしく生きられる日が来ます。その一歩を、私と一緒に踏み出してみませんか?


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